覚悟していた。

覚悟していた、とはいえ実際決まるとなかなかしんどい。

昇格1年でのJ2降格・・・

やはりというかなんというか、プレーオフの是非なんかも
報道されたりしている。
4年連続昇格1年目での降格、とかも。

けど、現在2014シーズン37節終了時点で6位山形が勝ち点55。
残り5試合、10位京都が勝ち点51だからこのあたりまでは
十分可能性はあるし、13位アビスパでも勝ち点48なので
連勝すれば希望はある。

実際、経営の苦しいところも多いJ2では、プレーオフの制度はありがたい。
3位以内で昇格だと正直シーズン半ばでノーチャンスのクラブも多いけど、
6位以内だと俄然可能性が出てくる。
2013シーズンの徳島もシーズン前半は苦しんだので、
プレーオフがなければ後半は消化試合とは言わないまでも、
まったりとしたシーズンを送っていただろう(それもまたいいんだけど)。

まあ散々言われてる徳島だけど、2013シーズンはガンバと神戸が昇格。
3位京都、4位徳島、5位千葉、6位長崎で、
徳島は千葉と京都を降して昇格している。

J1規模の予算が組めそうな京都、千葉と直接プレーオフで対戦しての昇格なので、
そこまで言われる筋合いはないぞ、と思ってしまう、
けれど、結果が結果なので言われても仕方ない、とほほ。

今シーズンは早々に湘南が昇格を決めた。
湘南は昇格してもそんなに予算規模が増えないと言われている。
だから、今のスタイルがどこまで通用するかが一つの見どころ。
ただ、選手が移籍するかもしれないし、そのあたりも含め
チームマネジメントが試される。

残り2クラブ、どこが昇格するかわからないけど、
J1並の予算が組めそうなのは磐田、千葉、京都くらい。
果たしてそこに滑り込めるのかどうか(今のままだと松本が来そうだし)。
でないとまた同じ議論が繰り返される可能性が高い。

個人的には、J2にJ1並の予算を組めるところが3つか4つあって、
そこから二つと、1つくらい予算の少ないところが昇格して、
予算の少ないクラブがJ1を経験して、もがいて、
クラブの地力をつけていく、というのは全体としては悪くないと思っているんだけど。

で、降格決定後ってどうすごしたらいいのか。

とりあえず、だめ映画と名高い実写版「ガッチャマン」をDVDで見た。



世間から批判されてるものを見てなんだか安心したい心理からだろうか。

確かにどこかで見たことのあるような映像も多いし、
とにかく恋愛ばっかりしてるし、批判されるのも仕方ないが、
パクッテる分アクションもそれなりに見られるし、
そんなに批判しなくてもいいんじゃないかと思う。
少なくともいつも引き合いに出される「デビルマン」と比べるのは失礼だろう。

デビルマン [DVD]
特撮(映像)
東映
2005-04-21


などとしばらく現実逃避をしてすごしたのだが、さすがにこれではいけないので、
(気持ちを盛り上げるために「シャカリキ」を読んだりした)
昇格の時の自分のブログを読んだりしてみた。

リーグ最終戦のアウェイ長崎戦プレーオフ初戦のホーム千葉戦、

決勝前日。そしてプレーオフ決勝、国立での京都戦

読んでみてあらためて思うのは、
開幕から一度も最下位から浮上できずに降格が決まった今でも、

昇格してよかった

と胸を張って言えるってことだ。

昇格は素晴らしい、とも。

残りの試合もしっかり応援して、選手、フロント、サポーター、すべてがJ1仕様で、
もう一度帰ってこなきゃと思う。
これは、昇格しなきゃ味わえない気持ちだ。

でもそれには総括も必要だけれど。
選手もどれだけ動くだろうか。
果たして監督はどうなるのかなぁ・・・