なんか炎上してるなぁと思ってたら一瞬のうちに炎上どころか焦土と化して消し炭に。
ネットの世界は早いなぁなんて言ってたところにまさかの首相参戦で
大注目となった「小4なりすまし騒動」。

20歳の大学生が小学4年生になりすまし、衆院解散の是非について
疑問を投げかける政治サイト「どうして解散するんですか?」を作成。
その内容から大人の関与が疑われ、結局NPO法人の代表が
謝罪するに至った件。

内容はまとめサイトにいくつもあるので興味ある人は見て欲しいけど、
しかし、首相が、

「批判されにくい子供になりすます最も卑劣な行為だと思います」

なんて言っちゃうほどのことなんだろうか。

実際、子どもの「純粋な」視点で疑問を投げかけるっての手法はよくある。
啓発パンフレットなんかそうだし、
だいたい池上彰の番組とかでもイラストに子供の声で疑問を言わせたり、
なんならモノを知らない(ふりをした)芸能人に質問させる、なんてことをしている。

だからわざわざサイトを作らなくても池上彰に聞いてもらえばと思うのだが、
選挙前だと政治的過ぎてテレビでは無理なのかもしれない。
(個人的には「選挙にいこう」というのも、今のままでいいんですか?というのが
 暗に含まれてるのでどうかと思っている)

だったらネットの世界でやるっていうのはありなんだと思うけど、
なんでこんなに反発がくるのかというと、
この『子供の視点で「本質的な」質問をして大人を驚かす』ってやり方が
利発な子はやりがちで、実際今回やった人がそういうことをしてそうな人だったから、
ではないかと思う。
たぶんそこにはやっかみもあるんだろうし。
慶応の人らしいし。

今回残念なのは「そこちょっとセンシティブだから慎重に」とかいう大人がまわりに
いなかったってことだ。
別に小4になりすまさなくたって、

「これがはじめての選挙になる若者なんだけど教えてください。
 どうして解散するんですか」


で十分だ。まあここまでのインパクトはなかったんだろうけど、
SNSとかで拡散してけばそれなりのネタにはなっただろう。
有名人もそれなりに乗ってたらしいし。

個人的にはそんなに叩くほどのことなのかと思うし、
叩かれた方も逃げないで、小4てところに手書きで×でもつけて、

「小4になりすましてしまう馬鹿にはわかりません。
 どうして解散するんですか?」


とでもやったらたくましさも感じるんだけど、
逃げるだけではどうにも応援できない事件。

でも一番残念なのは、

「なりすましなんかせず堂々と聞け」

と言わなかったところかもしれないなぁ・・・。