映画「STAND BY ME ドラえもん」を見た。

はじめて3Dのドラえもんを見たときは、
正直何これって思ったけど、いや、慣れって怖い。
全然普通。

なんかCMで散々見せられたら全然抵抗なくなっていた。
声も3歳の娘と新キャストで散々見てるんでなんら問題なし。
むしろ旧ドラの方がちょっと違和感があるくらい。

で、3歳娘と3D版を映画館で鑑賞。も、いきなり問題発生。



3Dのメガネが3歳児には大きすぎる。


結局僕がずっと支えてました・・・
やっぱ大人向けの映画だったのね・・・

泣ける、と評判の映画。宣伝も最初から泣かせにかかってる。
ドラ泣きって言うらしい。
普段からそういう「涙万歳」を馬鹿にしてた僕も、
今回は自信がない。

だってあれですよ。
僕は7歳の時に「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」を
映画館で見てるんです。
そこで武田鉄矢が、ですね、こう歌うんです。



ああ 僕はどうして大人になるんだろう
ああ 僕はいつごろ大人になるんだろう




そんな僕が人生をうろうろして
37歳で3歳の娘を連れてドラえもんの映画を見てる。


もうね、映画を見る前から号泣してもおかしくない。
いや、号泣しなきゃおかしい。




映画は、原作の泣ける話をきれいにつなげました、どやっ、って感じ。

ドラえもんがやってくるところから「雪山のロマンス」、
有名な「のび太の結婚前夜」、
「さようならドラえもん」から「かえってきたドラえもん」までの名作祭り。

生まれた日とかおばあちゃんの絡みとか
そっちの方の泣ける話は入ってませんが、
とにかく泣ける話が満載です。

それにマニアには、あばら谷君や王冠コレクションなど
小ネタも随所に埋め込まれてるし、
タケコプターで飛ぶシーンは恰好いいし、
そりゃ物語を進めるための設定の改変なんかは
言いたいところもありますが、
見ても損はない、というか誰もが楽しめるんじゃないでしょうか。


しかし、冒頭、のび太が自分が結婚することを知って
驚いたときのドラえもんの一言。





「大人になったら結婚するんだよ」







ってセリフ。 一人で見てたらその時点で号泣したんだろうなぁ・・・・・・