サッカー漫画は結構フォローしてたつもりだったが、
これはコミックスになるまで気づかなかった。

だいたい連載がWEBだし。
タイトルも「カルチョな執事」。

ポペイロが主役の漫画なのだが、どうもこのタイトルではわかりにくい。
「黒執事」とかいう漫画もあったし。

執事ものかと思ってしまうのではないか。

絵を見ても、



こんな感じで、確かにボールは持ってるんだけど、
本屋で見てもスルーしてしまうのが37才男子の正しい姿ではあるまいか。

しかしそこはWEB連載。
試し読みして結構読めるので購入してしまう37才。

立ち止まるとこれでいいのかと思ってしまうが、ここは気づかないことにしよう。

で、内容はと言えば、「準備のプロ」がその仕事ぶりで選手に「気づき」を与える、
という話だけれど、しかし、裏方が主役なんて渋い。

それだけサッカーが浸透してきたってことか。

裏方を描いた漫画といえば、能田達規氏の



とか、



が有名だ。どちらかもJリーグのサポなら押さえておきたいところ。

特に能田氏の漫画は、1巻が、ドクター、実況アナ、審判、通訳にクラブ広報など。
2巻が、料理人、代理人(エージェント)、サッカーライター、クラブ営業マン、
フィジカルコーチ、サポーター、なでしこ、第3ゴールキーパーなどと、
ポペイロどころではない渋さ。

しかし「カルチョな執事」はもともとWEB連載だし、漫画サンデーも廃刊。

とりあえずJサポがコミックスを買って、連載が続いたりすることを期待したい。
能田氏の裏方漫画は週刊漫画TIMESで「栄光なき11」てのを集中連載してたらしいけど、
単行本にまとまるくらいは連載するんだろうか。

て結局能田さんについて書いてるけど、「カルチョな執事」は
Jリーグのサポーターなら楽しめるはず。
たぶん多くの人が見逃してると思うので、とりあえず手に取ってもらいたいなぁ。