試合終了後徳島関連のTwitterではそんなつぶやきが多数。
「小林監督ならやってくれる」
前日スポーツ紙に載った槙野選手の言葉。
別に浦和のためにやるわけじゃないし、満員のスタジアムで
ただただホーム初勝利を目指すだけ。
そんな気持ちで臨んだガンバ戦。
スタジアム周りは午前8時ころから渋滞。
お昼ごろには近隣の駐車場は満車。
1両編成の汽車(電車ではない)も人があふれていたとのこと。
そしてスタジアムにはトラが!
あと鳥もいました。
最終戦、優勝が懸かった試合になるとは思わなかったのか、
徳島はファミリーフェスティバルに設定。
件の動物や、
乗り物まで。会場外では市町村にブースが割り当てられ、
スタジアムグルメを充実させてくれるし、外ではお祭り気分でいっぱい。
あと写真は撮り忘れましたが武田修宏氏も来場。
徳島サポ、ガンバサポとも口々に、
「武田だ、武田だ」
と興奮も、若い人にはいまいち伝わらず。
武田の説明に、「あの和田アキ子の」と誰かがいってたのが素晴らしい。
で、試合の方ですが、ガンバが少し硬かったのか徳島がよかったのか、
徳島が前半から集中した守備。
ただいつもだと個の力でそれを打ち破られあれよあれよと失点を重ねる、
というのが今年のパターン。
祈るように見てましたが集中を切らさず前半終了。
それでも信じられない徳島サポは、後半立ち上がりに不安を覚える。
選手交代もあり不安は増したもののそれでも集中を切らさない。
堅守徳島復活!
最終節で復活してもあれだけど、とにかく堅守は復活し、
あとは得点だけ、でしたが得点の臭いはとんとせず。
たぶんJ2だと大崎のとかが入ったんだろうけど、
それがこの一年間経験したJ1の壁。
最後は浦和の得点経過を知ったガンバが時間稼ぎをしたことで
なんともいえない終わり方になったけど、
とにかく濃密な90分、できればガンバの涙にくれる姿を
目の前で、なんて途中からは思ってたけど、
まあ相手もあることだし、意地を見せて、勝てなかったけど引き分けて、
優勝の場面も見られるなんて、それはそれで素晴らしい体験だったんじゃないかな、
なんて思える次第。
これで早々に複数失点で優勝をあっさり決められてた日には
生まれてきてすいません
て感じだったけど、いやとにかく徳島はがんばりました。
で思うのは、やっぱりスタジアムにお客さんをたくさん入れなきゃいけないということ。
そもそもJリーグ発足の動機は日本代表の強化。
多くの観客の前で試合をすることで競技力は向上する。
最後の最後で足が伸びる。ボールに触れる。高く飛べる。
ガンバ戦は徳島にとってそれを地で行くような試合。
それでもJ1の壁は高く、酷薄さを見せつけられるかと思ったけど、
来年も応援したい、そんな気にさせてくれるゲームを
やってくれました。
翌日のシーズン謝恩会で知事は、
「ガンバのユニフォームは青、徳島も青で色は同じ。私はあの満員の観客の光景を
未来のヴォルティスの姿と見ました」
と言ってましたが、いやほんとに、多くのお客さんが来てくれるように、
サポーターもがんばらないといけない。
ガンバのゴール裏はすごかったもんね。
この試合結果なら素直に、
ガンバサポさん徳島にたくさん来てくれてありがとう、
優勝おめでとうございます
3冠期待しています
と言えます。あと、
再来年はJ1行くのでその時はよろしく
とも。
旗が多い。
謝恩会で挨拶する小林監督。来季もやります。
上野さんが歌うところを選手がめちゃくちゃ真剣に見てたのは内緒だ!