りうりうさん日乗

ほとんどフマジメときどきマジメ。 漫画やら映画やらスポーツやらをつらつらと。

タグ:ドラえもん

「週末はドラえもん展に行こう。」

藤子・F・不二雄展では食いつきが弱いと思った私は、
家族にはドラえもん展と説明し、一路大阪へ。

本来なら予習で、

藤子不二雄論: FとAの方程式 (河出文庫)
米沢 嘉博
河出書房新社
2014-03-06


を読んでいくべきなんだけど、家族には当然無理強いできず。
「海の王子」の失敗がトラウマでなかなか本格的なSFテイストを
導入できなかった、なんて話は誰ともできないので
車中で僕のイマジナリーフレンド「ヴォルタ君」に説明。
家族に気味悪がられる(当たり前か)

「あれっ、違うじゃん」

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タイトルを見て気づく家族。
いやでもドラえもんいるし、とフォローして会場へ。

会場ではいきなり室内でのプロジェクションマッピングを体験。
別に椅子が動くわけでもないのにすごい迫力だった。
部屋が狭くて目の前だったってのもあるけど。

そしてメインの原画と、あの「少太陽」の展示。
少年時代にAとFの両氏が作った肉筆回覧誌が目の前に。
が、この感動は家族には伝わらず急かされる始末。

もろ手塚な感じだったり、絵物語や読み物など当時の
流行りもの満載で、そのクオリティの高さに脱帽。
主筆がFで発行人がAっていうのはなるほどって感じだし、
好きな人にはたまらない空間。

しかし3歳の子供には無理・・・

わりと駆け足の観覧となりました。

その後流行りの近代マグロの行列を横目にランチ。
子供とボーネルンドで遊ぶなど、家族を接待。

次は藤子・F・不二雄ミュージアムに行きたいのだが、
はたしていつのことになるのか。

で、下は以前一人で行ったあの「松葉」。

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あまりの興奮に指がレンズに触れてしまっている(;´・ω・)

ここは観光地じゃなく駅からもそこそこ遠いので、
独身時代に行くことをお勧めします。

ちなみに数年前僕が行ったときは観光客は0でした。
一応記念碑とかもあるんですけどね。

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映画「STAND BY ME ドラえもん」を見た。

はじめて3Dのドラえもんを見たときは、
正直何これって思ったけど、いや、慣れって怖い。
全然普通。

なんかCMで散々見せられたら全然抵抗なくなっていた。
声も3歳の娘と新キャストで散々見てるんでなんら問題なし。
むしろ旧ドラの方がちょっと違和感があるくらい。

で、3歳娘と3D版を映画館で鑑賞。も、いきなり問題発生。



3Dのメガネが3歳児には大きすぎる。


結局僕がずっと支えてました・・・
やっぱ大人向けの映画だったのね・・・

泣ける、と評判の映画。宣伝も最初から泣かせにかかってる。
ドラ泣きって言うらしい。
普段からそういう「涙万歳」を馬鹿にしてた僕も、
今回は自信がない。

だってあれですよ。
僕は7歳の時に「ドラえもん のび太の宇宙小戦争」を
映画館で見てるんです。
そこで武田鉄矢が、ですね、こう歌うんです。



ああ 僕はどうして大人になるんだろう
ああ 僕はいつごろ大人になるんだろう




そんな僕が人生をうろうろして
37歳で3歳の娘を連れてドラえもんの映画を見てる。


もうね、映画を見る前から号泣してもおかしくない。
いや、号泣しなきゃおかしい。




映画は、原作の泣ける話をきれいにつなげました、どやっ、って感じ。

ドラえもんがやってくるところから「雪山のロマンス」、
有名な「のび太の結婚前夜」、
「さようならドラえもん」から「かえってきたドラえもん」までの名作祭り。

生まれた日とかおばあちゃんの絡みとか
そっちの方の泣ける話は入ってませんが、
とにかく泣ける話が満載です。

それにマニアには、あばら谷君や王冠コレクションなど
小ネタも随所に埋め込まれてるし、
タケコプターで飛ぶシーンは恰好いいし、
そりゃ物語を進めるための設定の改変なんかは
言いたいところもありますが、
見ても損はない、というか誰もが楽しめるんじゃないでしょうか。


しかし、冒頭、のび太が自分が結婚することを知って
驚いたときのドラえもんの一言。





「大人になったら結婚するんだよ」







ってセリフ。 一人で見てたらその時点で号泣したんだろうなぁ・・・・・・

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