りうりうさん日乗

ほとんどフマジメときどきマジメ。 漫画やら映画やらスポーツやらをつらつらと。

タグ:岡田斗司夫

騒動の岡田斗司夫さん、町山智浩氏に対談を断られたと喧伝するも
本人に否定され勘違いだったと謝罪(スタッフにそう聞いた云々)、
吉田豪氏と対談してもいいと話すもどうもやる気なさそう。
さらに高須クリニックの高須院長に金を無心、院長激怒とか、
相変わらずネタがつきず。

しかし町山さんとか吉田さんとか出てくるあたり、
サブカル方面に色気があるんだろうか。
もうとにかくスターウォーズの話をひたすらするとか、

頭がおかしいし人間性は最低だけどSFに詳しい人

で立て直していくしかないと思うんだけど、
一度文化人になっちゃうとそうも言ってられないんだろうか。

しかしこれだけ話題を振りまいてると、
元々の騒動のことが薄れつつあるような気もするんで、
そういう作戦なのかと思いますが、
被害者界隈の人は忘れるわけないのでまた爆弾が爆発するんだろうと
思います、裁判とか裁判とか裁判とか。

でFacebookにのってる高須院長への謝罪文、
金の無心のことは一切載ってなくて、以前に整形断った話とか
西原女史に「ビッチ」って言った話とかで埋め尽くされてて、
しかも過剰。文章的にはジャンピング土下座くらいの勢いで、
逆に嘘くさいっていうか、そもそも「いい人戦略」とか言ってる人だし
心も無いんだろうなと思ってしまうところが残念。

高須院長も返答してるけど、たぶん「もういいよ、もうかかわりたくないし」
って感じが出ちゃってる気がするなぁ。

岡田さん、以前に、無名なやつを相手にしても相手を有名にするだけで
自分に利は無いから相手にしない、とか言ってたけど、
相変わらずそれを地で言ってる感じで最低。

けどオタク関連の本だしたらまた買っちゃうかなぁとか思ってしまうのが
頭に乗らせてしまうんでしょうか。



このころからオタク関連は書いてないのかなぁ・・・

なんかいろいろ大変そうな岡田斗司夫さん。
ここぞとばかりにいろんなところから叩かれてて、
日頃の人望の無さがうかがい知れます。

小林よしのり氏には、

嘘だらけの奴だから、何一つ信じるわけにはいかない。

とか書かれてるし、
https://www.gosen-dojo.com/?page_id=906

竹熊健太郎氏も、

岡田斗司夫の『オタク学入門』は9割パクリ

なんてつぶやいていて、なかなか文化人としては厳しそうな状況です。
http://matome.naver.jp/odai/2142047767837430801

個人的には、特撮オタクの生態とかを語ってた頃の好きだったんで、
またオタクの世界に帰っていただいたらと思いますけど。

しかし、オタクアミーゴスを組んでた唐沢俊一氏もいろいろあるし、
やっぱりオタクっていうのはいろいろこじらせてる、と思われても
仕方ないのかも・・・

で、今は吉田豪氏がいろいろ追ってるみたいなんでとりあえずそれを追っとけばよし。

http://n-knuckles.com/serialization/yoshida/

でも女遊びはバンギャを食ってるオーケンの影響とか言われると
オーケンもえらいとばっちりですね。

岡田さんは自分のファンに手を出したというより、
業界にあこがれる子をだました業界ゴロみたいな感じになってるんで
ちょっとやばそうですが、何事もなかったように
スターウォーズについて語りだしたりする岡田さんが見たかったりします。

しかし37才男性の期待なんてのは岡田さんは必要ないのかもしれないなぁ。



今だから読みたい岡田さんの人生相談本。





岡田斗司夫さん、緊急入院らしいっすね、愛人リストの件で。
別に政治家じゃないんだから入院なんてしなくても。

「いいひと戦略」が大事、と言ってけど、
「偽写真」に「愛人リスト」じゃ悪い人だよなぁ。
でも岡田さんクラスならもう「いい人」である必要はないわけで、
偽悪的に振る舞ってもよいと思うんですが。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150121-00000091-it_nlab-sci

ヤフーニュースにも出ちゃって、なんか残念。
この残念な感じ、何かに似てると思ったら猪瀬さんの残念な感じに似てた。
理知的な感じで攻めるの得意なのに攻められると普通の人、
というかそれ以上に滑稽、というか。

まあ岡田さんの場合ファンに手をつけちゃいました、ってだけなんでしょうけど。
ただなんか、若い時に遊んでない人が年取った時にはまると大変、
みたいな世の格言を思い出して、なんだか寂しい気もします。
いや、若い時からお遊びになってたのかもしれませんが。
女性関係でもめて東京に来たとかなんとかおっしゃってたし。

でもこの間猪瀬さんも雑誌のインタビューとか出てたし、
岡田さんもしばらく休んだらまた出てきてほしい。
「もてる」とかをテーマに本とかはきついかもしれないけど。



「もてる」より金の話をしてた方がいいのかもしれませんね。


岡田さん、リバウンドしてる!
本書の衝撃は内容よりもそっちの方かもしれない。
人は見た目とか言ってたのに・・・



で内容ですが・・・

今からおよそ30年前。
1983年に日経ビジネスが集計したデータによれば、
企業の寿命は平均30年だそうだ。

誰もが1度くらいは転職を覚悟する時代になったのが30年前。
それから25年後の2009年。
日経ビジネスが公表した企業の寿命は、

日本は7年。アメリカだと5年。

み、短い。

今の若い人が就活だなんだと血眼になってようやく会社に入っても、
その会社は早々につぶれてしまうかもしれないし、合併してなくなってしまうかもしれない。
そういう時代になったのである。

実際私の友人も、新卒で入った会社に早々に見切りをつけて公務員になったり(結構多い)、
辞めて留学して転職したやつもいる。

会社が楽天に買収されて社内が翻弄されたのを体験したものもいた。
ちなみにそいつの父はマツダに勤めていて、社長がフォードから来た
アメリカ人になった時、会議が英語になって苦しい思いをしたらしい。
二代続けて英語が社内の公用語になるという珍しい親子なわけだ。

もちろん、世の中大企業に勤めている人ばかりじゃないので、
転職は結構普通にある。独立とか引き抜きとか。
そもそも新卒で入った会社を勤め上げる、
というのがレアケースになりつつあるのかもしれない。

そんなことを考えると、就活してる皆が皆名の知れた企業を目指し疲弊する様は、
やっぱりどこかおかしいのかもしれない。

で、岡田さんは提案する。

そもそもお金はそんなに必要なのか?

東京に行くのに飛行機に乗る。
でもお金がないからいけない。
だったら誰かに乗せてもらえばいい。
でも、誰かに乗せてもらうなんてめんどくさい。

お金は、煩わしさを逃れるために使っている。
親と住んだら家賃はいらないのに煩わしいから家を出る。
相乗りしたら安く済むのに面倒だから飛行機に乗る。
煩わしさを避けるためにいつつぶれるかもしれない会社に入るために粉骨砕身、
どんどん人生をすり減らしていく。

もちろん、今の就職戦線なんて気軽に乗り切り、
ビジネスシーンを楽しめる人はそれでいい。
でもそうじゃない人は?

岡田さんは、いろんな仕事しよう、という。
それも50種類。
1万円の仕事が50個あれば月収50万だ。

もちろん、3万の仕事も、無料、持ち出しの仕事もある。
でも、たくさん仕事(お手伝い)をしてれば当たりもあるし、
その先の先で大当たりがあるかもしれない。

なんてったってITの時代。
どこかでビッグチャンスが舞い込むかもしれないし、
今いる会社が倒産の憂き目にあうことも普通にありえることなのだ。

で、そういう時代を生き抜くには「いい人」であることが大事だというが、
そこに乗っていけるかでこの本に共感できるかが決まるのかなって思う。

「いい人」って別に心根の問題ではなく「戦略」だから「演じる」んだけど、
そう言われてできる人とできない人がいるだろうなぁ。

その煩わしさを避けるならお金を稼ぐしかないのであるが、
金を稼ぐにも仕事がない。
難しい時代になったものである。

岡田さんの次回作は「貨幣」、次は「モテる」らしい。

就職が自由化して就活になった後、恋愛も自由化して婚活になったわけで、
これはまさしく「資本主義」の問題、なわけだ。
なので、「貨幣」について考えるのはむしろ当然ともいえる。

就職とか結婚とかを考えるときに、資本主義について考えなきゃいけないなんて、
なんて面倒なんだと思うかもしれないけれど、
僕は案外おもしろいと思っている。

最近マルクスも再評価されてるみたいだし、
久々に読んでみるのはいいんじゃなかろうか、マルクス。

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)
マルクス
岩波書店
1969-01-16




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